「上から目線」の扱い方 (アスコムBOOKS)

「上から目線」の扱い方 (アスコムBOOKS)

56頁、「自身があるから逆らうのではなく、自信がないから反発する。強いから反発するのではなく、弱いから反発する。不安だからこそ、感情的に反発する。そうした部下の心理メカニズムを踏まえて対応すれば、部下の不安心理を不必要に刺激することはなくなり、部下の反発に動揺することもなくなるだろう。」

105頁、「一般に、仕事のできる部下ほど叱られることで成長し、仕事のできない部下ほど叱っても効果がなく、むしろやる気をなくしたり関係が悪化するなど逆効果になることが多い。」

131頁、「そこで力を発揮するのが読み替え力だ。それがその人の言い方なんだ、言い方は乱暴だけど使える部下に育てようという気持ちから出た言葉なのだと思い、刺さってくる言葉を自分なりに翻訳するのである。」

132頁、「私たちの感情は、できごとによって生じるのではなく、できごとの受け止め方によって生じる。上司の乱暴なものの言い方を軽く受け流せる人は、受け止め方のコントロールがうまくできているのだ。」

170頁、「仕事のできる人は、不必要に感情的な反応をしないため、やたらと落ち込んだり反発したりしない。そして、認知的に反応するため、注意された内容を仕事の改善に役立てることができるのである。」

8割捨てればうまくいく! 人生を変えるガラクタ整理法

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131頁、「①見たり思い出したりしたときに笑顔になるか?元気になるか?②一番好きか?③2年以内に使ったか?」

世の中への扉 ほんとうの「ドラッグ」

世の中への扉 ほんとうの「ドラッグ」

11頁、「薬物依存を防ぐいちばん確かな方法は何かということです。答えは「友情」です。」

39頁、「ドラッグに依存する子どもたちには、なぜか他人を大事にするやさしい子が多いのです。見方を変えれば、他人の目をとても気にする子どもともいえます。そして、ともすれば自分自身を否定しがちな面もありました。反対に、自己中心的で目立ちたがり屋の子には、薬物依存は少ないように思います。」

110頁、「裁判長ばぼくにこう言いました。「刑務所という自由のない場所で、自分の意思によらずに覚せい剤をやめさせるのではなく、覚せい剤を使える自由の中で自分の意思でやめることのほうを、わたしはあなたにしてもらいたい。」ぼくはこの言葉を片時も忘れたことがありません。」

116頁、「世間の人は「弱い自分と闘いなさい」と言うでしょうね。でも、弱いんだから無理して闘うことはありませんよ。決心なんてなんの役にも立ちません」。

142頁、「薬物依存を恥だと思ってはいけません。薬物依存の解決方法はひとつです。一刻も早く、隠さず、相談することです。」

145頁、「本書でも、子どもたちに向かって「解決方法はたったひとつ、一刻も早く、隠さず、相談るすること」というメッセージを送っていますが、多くの家族が行っていることは、まさしくこの逆です。ずるずるといつまでも、隠したままで、相談しないーです。理由は明らかです。日本では、禁止薬物の依存者には犯罪者のレッテルが貼られるからです。」

出会い系のシングルマザーたち―欲望と貧困のはざまで

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