連休3日目。きのう図書館で借りてきた荒川さんの本を読む。

43頁、「「札幌の地下鉄」は、同じ地下鉄でも南北線東西線があることでは東京に、二つ前の駅を出たところで電光掲示板が表示される点では大阪に、駅名標では京都に、網棚がないのは北京に、南北線終着駅の風情は、ソウル四号線に、似ている。札幌ならではの特徴は「優先席」が「専用席」になっていること。どうやらこの交通機関を市民が道徳を見につけるための教育の場にしようと考えているようだ」。

223〜224頁、「どんな文章もしっかり読んでいけば行間は存在しないのだ。しっかり読まないからわからない。あたりは行間だらけになる。「作者の真意」などというが、「作者の真意」は、すべて目に見える文章の中にあらわれる。行間を読ませるようなものは、文章とはいえないのだ。(中略)行間は、ない。文学教育のなかにだけ存在する」。

ブックオフで要らない雑誌を売って、いつものお好み焼き屋で広島風を持ち帰り。ビール飲みつつ夕ごはん。食後、お風呂に入って、『リンカラン』。断食道場とか行ってみたい。