出張明け。契約関係の提出締切だったので来客多数。応対で1日が終わる。少し残業して、後輩と同じバスで帰る。夕ごはんを済ませて、帰る頃に妻から電話。大家族物(あざみちゃんち)の話とか。

「こころ」はどこで壊れるか―精神医療の虚像と実像 (新書y)』を読む。

107頁、「独特なパーソナリティのあり方(すなわり「人格障害」)においては、精神病ではなくても、状況次第でオーダーを大きくはずれた非合理な行為をなすことがありうるのだとして、行為の異常性と法的な問責性とを切り離したということでしょう。いくら異常な行為だといえ、精神病によるものでないから、法的責任を問うことができるという理屈です」。

177−178頁、「現在のこどものほうが全体としては穏やかでおとなしくなっていると思うのです。そうした全体傾向を「地」として、時に起きる激しい出来事がコントラストのくっきりした「図」として浮かび上がり、それが「近頃の子のキレやすさ」として印象付けられる」。

202頁、「これまでさんざんやって実を結ばなかったことは、さらに続けても徒労の可能性が高いから一度やめてみましょう」。