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ピーコ語録

ピーコ語録

89頁、「うちの母親が、私たちの小さいときに、勉強しろとか何も言わなかったけど、「やさしい人になりなさい、体の弱い人とか弱い立場の人にやさしくしなさい」ってことをずっと言っていたので、目をとってからがんになって初めて、これから私が生きていくための優先順位に、自分が得になるようなこととか、「自分のために」というのを一番最後に置こうと思ったの」。

117頁、「(エステサロン経営の四十代女性に対し)シャネルのバッグ二〇万、二〇〇万の時計、ブレスレットはカルティエ二五〇万、ダイヤ、ルビー三〇〇万、カルティエのリング一○○万。それじゃあ何が一番価値がないかっていうと・・・カラダかなぁ」。


24頁、「「やっぱり”それは違うと思います、違うと思います”って言う人間は誰でもおもしろくない。相手が同じレベルの人間ならば別ですが」。違うと思います、という幼い自己主張は、教える者の口を閉ざしてしまう。自分の知らない何かを得たいなら、いったん相手の言葉を受け入れるほうがずっと賢い」。

83頁、「他人や周りのできごとと折り合いがつかないとき、自分の中の何かが周りをそうさせていると考えたほうが結局自分のためになる。しかしわかってはいても、自分自身に矛先を向けて、それまでそうやって生きてきた価値観を疑ってみるのは大人になるほどしんどいことだ。彼が調理場で繰り返し徹底的に自分を突き落として這い上がってきた心境は、考えただけでも痛くなる。が、それをしなければ昨日と何も変わらないのだ。「人間を含めて、あらゆる動物は最初に覚えたことを正しいと思い込む習性があるんですよ。それを一度壊して、本当にそれが正しいのか、もしかしたら自分のほうが違っているのかもしれないと思わなければ、新しいことが入ってこない。成長しないんです」。

函館でコルツをやってる人も出てた!今度食べに行きたい!


天才は親が作る

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