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ナガオカケンメイの考え

ナガオカケンメイの考え

81−82頁、「だから、自分を「サラリーマン」とか、「OL」と呼んでいる人は「プロのサラリーマン」や「プロのOL」になってほしい。会社はそれを見て査定するものです。と、簡単に書きましたが、「プロのサラリーマン」というものは何か。「会社のこと(会社が考える仕事、利益、方向性)を考えて、自分のペースでものを考えないこと」だと、僕は思います。自分のペースで仕事をする人は、自分で会社を起こしたほうがいいし、そういう人は、会社としては査定、評価をしづらい。自分のペースは誰にでもある。しかし、会社には会社のペースがある」。

152頁、「「頼んだ」、しかし、「忘れていた」。忘れているなんてひどいという考え方もあるが、忘れてしまうくらいの頼み方ではなかったのか・・・。物事を「進める」ということの中には、実は、相手の「思いやり」や「常識」に大きく頼り切っていることが多くある。学校の先生はDVDプレーヤーを絶対に持っている、だろうか?」。

212頁、「頼りになる店員がいるだけで、そこに買いに行きたくなった経験はないだろうか。切らしている在庫に対して、入荷日を即答され、その後の対処もストレスを感じることなくスムーズに行ってもらえたら、「お見事!!」と言いたくなるだろう」。