図書館で借りた。

忘れられない、あのひと言

忘れられない、あのひと言

66頁、「(チャン・イーモウ監督の言葉)でもね、人生なんて、そんなもんじゃないかと思うんです。私のように理想なんか持たず、運命に翻弄されて、いたしかたない選択を繰り返していても、いつのまにか道が開けているんですから」。

189頁、「(小山薫堂の父の言葉と本人の言葉)「人は知らず知らずのうちに最良の人生を選択している」(中略)人生は分岐点の連続である。ありえたかもしれない人生が枝分かれしている。きっと自分の人生は、その一番よい枝を選びながら進んでいるのだ。万が一、失敗、敗北のほうを選んでしまったとしても、それは目先の失敗や敗北に過ぎない。よりたくさんの光が届くほうに向かって、人生の枝は伸びているに違いない」。