コーチャンフォーで買った。藤原和博の話とか。

30頁、「(竹内一郎人は見た目が9割』の著者)人間は見ているものに似てきます。長年連れ添ったご夫婦は外見もどこか似ていますよね。これをミラーリングといいます」。

32頁、「割り屋は決して被告と対立しません。議論で相手を屈服させても何も始まらない。怒鳴ってもいけません。被告はますます殻に閉じこもるだけです。一番いいのは、「あ、この検事もオレと同じ弱い人間なんだな」と思わせること。もうひとつは「お前は家族思いなんだな」みたいに、相手に「自分のことを認めてくれた」「自分のことをわかってくれた」と思わせることなんです。そう思わせると、「この検事ならオレをいい方向に導いてくれるんじゃないか」と心を開いてくれるといいます」。

110頁、「(藤原和博『35歳の幸福論』の著者)学校で教わらなかったことを、いきなり社会に出てできるわけがないんですから(中略)オリジナルな「人生観」や「幸福論」を見つけることは容易なことじゃありません。その都度修正し、他人とコミュニケーションしながら進化させていきましょう」。

118−119頁、「ここでひとつ質問してみます。この会場で既婚者の方に質問です。「自分は結婚したことについて、一貫して正解だったと思っている」という方は手を上げて下さい。・・・少ない。とはいえ、よく手が挙がっているほうです。私はこの質問をいろいろな場所でやるのですが、たいてい手を上げるのは隣に奥さんが座っている方です(笑)。それはともかく、結婚というのは修正主義そのもの。夫婦というのは、特に子どもができるとぶつかり合いが増えます。「自分がどう育ってきたか」をもとに自分の子どもを育てようとしますから、ぶつかるのは当然なんです。育ってきた環境がまったく違うんですから。いわばベクトルの向きが違う。この「無限のベクトル合わせ」を続けることが結婚の本質でもあります。未婚の方は参考にして下さいね。理想の相手が出てくるのを待つのではなく、今いる相手を捕まえて、お互い修正しまくる。それでもダメなら次へ行く、と(笑)」。

148頁、「(和田裕美『世界№2セールスウーマンの売れる営業に変わる本』の著者)事実はひとつ、考え方はふたつ」。