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生活クラブで買った。

134頁、「仕事を生産的なものにするには、四つのものが必要である。すなわち、①分析である。仕事に必要な作業と道具を知らなければならない。②綜合である。作業を集めプロセスとして編成しなければならない。③管理である。仕事のプロセスのなかに、方向付け、質と量、基準と例外についての管理手段を組み込まなければならない。④道具である。」

175頁、「あらゆる組織が、事なかれ主義の誘惑にさらされる。だが組織の健全さとは、高度の基準の要求である。自己目標管理が必要とされるのも、高度の基準が必要だからである。成果とは何かを理解しなければならない。成果とは百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。成果とは長期のものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用してはならないということである。それは、見せかけか、無難なこと、下らないことにしか手をつけない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはならない。そのようなことでは、士気を損なう。人は優れているほど多くのまちがいをおかす。優れているほど新しいことを試みる」。