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41頁、「あるがままの姿は長時間の平凡な蓄積にある。切り捨てる細部にこそ真骨頂がある場合が多く、なかなか映像にできないのではないですか。」

47−48頁、「料理にとどまらず、機材を壊しちゃったとか、壁を壊しちゃったとかいう時も、今はもう気をつけてとしか言いません。むしろこちらの感情を一度なだめてから出た言葉の方が、相手の意識の中にのこるのではないかと思うから。叱られた方がラクな時に放っておかれると、相手も自分の頭で考えます(中略)昔はぼくも感情をぶつけたのですが、今は「失敗をしていない日常」に注意の意識を浸透させようと考えています。「失敗のないよう二重三重のチェックをするシステムを設ける。それを文章にして伝える」という方針は痛い失敗を経てから心がけているものです。失敗しなかった理由を知ることで、裏側にある「失敗する仕組み」がわかり、失敗が発生した時の対処方法なども明確に把握できます。」

94頁、「いいものを求めている以上、手がかかるし覚悟がいるし我慢も要るし、すぐには結果が出ないんだということだけでも、若い人が実感していれば、焦らないで済みますから」。

98頁、「やってみないことには、人の個性の凸凹は出てこないのです。やらなければ現状維持の横滑りでしかないでしょう。目先のマイナスは、かならずしもマイナスではないんです。イヤな人に出会えば、「どういうものに近寄りたくないか」がわかります。遠まわりが、結局は近道なのです。」

107頁、「満足は、ある程度の負荷を介在させて、はじめて享受できるものではないでしょうか。不自由の中にある満足は、どんなに些細なことでも大きく感じられる。この感じ方を日常で身につければ、ずいぶん豊かに生きられるんではないですか。」

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41頁、「僕らのことばは、どっちが言うてるのかわからないようなことばになってる。あなたは学校に行ってないんですね、じゃなくて、いやあ、学校行けへんな、みたいな。そうするとだんだんそういう世界に入ってくるから、ふっとものを言いたくなるんですね。言ってくれたら、それに付いて行けばいい。でも、そこまでがなかなかできないんです。外からものを言うのは楽でしょう」。

176頁、「そのときに、「聴く」というのはことばを受けとめるということで、とても大事なことだと思うけれども、大事なことは、話の内容も大事だが、要するに内容を肯定しようと否定しようと、むしろことばを受けとめてもらったという気持ちが相手にあったらもうそれでいいんだ、とおっしゃいましたね。」

177頁、「今日はこれまで、ケアにおける距離ということにこだわってきました。その距離というのは、ちゃんと距離をもっていろいろ見守ってあげるケアも大事なんですけれども、逆に相手の関心をこっちに向けるような、ちょっとドジなところとか抜けたところとか、ケアする側にある弱さが見えたほうが無防備になったり、逆に関心を引き出せるというようなこともあるのかなという気がするんですね」。

180頁、「なかなか人間が変わるというのは大変なことなんだから。ただし、変わるのは大変なことだけど「一緒にやりましょう」と言う人がいたら変われます、というのがボクの考えです。」

191頁、「まず、分かる、理解するというのは、感情の一致、意見の一致をみるということではないということ。むしろ同じことに直面しても、ああこのひとはこんなふうに感じるのかというように、自他のあいだの差異を深く、そして微細に思い知らされることだということ。言いかえると、他人の想いにふれて、それを自分の理解の枠におさめようとしないということ。そのことでひとは他者としての他者の存在にはじめて接することになる。」

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144頁、「(荻原美樹子)それに対し、白石さんは、「他人からの言葉がけを変えようとしても、これは難しい。他人は自分の思い通りになんて動いてくれないからね。だから変えるべきは自分への言葉がけ、これをポジティブなものに変えるだけで、少なくとも50%は変われる」と言った。」

162頁、「(近本巧)1日ひとつ何かをなし遂げれば7日で7つになる。すなわち、こつこつ積み上げれば、結果はかならず出ること」。