コンビニで雨宿りをした。ビニール傘を買って外に出ると雨は止んでいた。そうきましたか、と思いながら店内に舞い戻って大根とロールキャベツのおでんを買って文春を立ち読んでから外に出た。雨がまた降り出していたけどこっちには傘があると思って大学へ行った。傘が小さくてトートがびしょびしょになった。そうきましたか、とまた思った。

父に頼まれごとをして、そのお駄賃としておこづかいをもらった。嬉しい。蠍座の近くのお店でおやつを食べて、大通まで出て少しだけ買い物をした。本屋さんの前にはどこの店も傘袋入れが準備されてて、なんとなくそういうものと納得しながら傘袋に傘をしまった。『リラックス』と『別冊文藝マイルス・デイビス』を買ってお店を出ようと傘を見たら傘袋がなくなってた。どこで落としたんだか。

家に帰ると眼鏡屋さんからカードが届いていた。すごく線の細いお姉さんの書く字はすごくかっこよい。左利きで線が細くてかっこよい字。理想のひとそのものって感じ。