中央線しか知らないから中央線に乗った。西荻で降りる。予定調和みたいに。それいゆで遅い昼ごはん。バナナシフォンとコーヒー。隣の外人さんが『禅と日本文化』を読んでる。うちは読むものがなくて店員さんに「フリペはもうなかったですか」と聞く。なくなっちゃったみたい。左奥にないとさんにそっくりな人がいた。ドキッとしながら店を出た。

吉祥寺に行った。『散歩の達人』に出てた松坂牛のメンチカツを買いに並ぶ。商店街のど真ん中。色んな人が興味深げに列に視線。男子中学生の発言に辱められつつも並ぶ。10分くらいして順番がくる。1つ買う。立って食べる。のどが渇いて南口喫茶ボアへ行く。ココアを飲みながら「つぎどこ行こう」ってメモ。トイレのひもにビックリ。

新宿行きの電車を待ってたらなおこさんから電話。少しだけマダムっぽい口調。演劇の後のことを少しだけ決めて電話を切る。

三軒茶屋までどれくらいかわかんなくて早く着きすぎる。6時半開場なのに。5時半に。シアタートラムを下見。上の階の蔦屋の返却ラッシュがおもしい。近くの無印で烏龍茶を買って、近くのケンタで和風チキンカツサンド。みんな宮沢さんに行きそう。特にあの子。

シアタートラムに戻る。遊園地再生事業団『トウキョウ・ボディ』を観る。高い天井。スリット壁の奥にもうひとつのスペース。その様子が映像で流される。あんなの初めて観た。他にはボーリング場のシーン、「コンビニ?」とか。パフォーミンググループのすごく短い髪の人の力の抜け方がすごかった。舞台の上なのにほんと普通に見えた。あれすごい。

なおこさんに「終わりました」と電話。迎えに来てもらう。「トラム出たとこです」、「大きな通りなんてなくない?」とか何度も。会えないの?すぐに緑のスカートの人を見つける。きれいなお姉さん。韓国エステのこと、川崎にはもっと過激なお店が、とか話してくれる。これから行くお店のことも。「ちょっとダンチュウっぽい店ですよ」って。札幌人にダンチュウって言ったら「暖中」を思い出すけど、きっとあれは雑誌のこと。

混んでるお店の中。お客さんの間をすり抜けて奥の小上がり。きよさんとごせきさんがいる。きよさんの髪型かわいい。ごせきさんのほわっと具合羨ましい。日本酒美味しい。さつま揚げ美味しい。店員さんに「なにかお腹にたまりそうなものってありますか」ってなおこさんが。すごくおもしい。2時間近くいて1時間50分くらい笑ってた。

終電も済んじゃってなおこさんたちの部屋に泊めてもらう。電車で川崎。きよさんが買ってくれたホットカリン飲みながら駅前でタクシー待ち。さっき道の真ん中でタクシーを止めてたきよさんが降り際に「領収書もらえますか」ってかっこよく。できる人みたいにかっこよく。

部屋についてすぐにお茶を入れてくれる。バラ茶美味しい。ソファに座りながらきよさんの踊るの見ながらなおこさんのマンガの趣味を棚で確認しながらごせきさんの気配り上手(女子2人より絶対女子)なとこを見ながらマンガを読んだりだらだら。遅くなったので、出してもらったふとんで寝る。