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オレは聞いてない! 上司はなぜ部下の話を聞けないのか

オレは聞いてない! 上司はなぜ部下の話を聞けないのか

71頁、「コーチは「答え」を持っていません。答えは、自分の中にこそあるのです。コーチの役割は、その答えを表に出すこと。相手から「引き出す」ことです。正確にいえば、「答えの候補」あるいは「答えの選択肢」かもしれません」。

89頁、「コーチが用意したのは、「ストレングス・ファインダー」という強み発見ソフトでした(ギャラップ・オーガニゼーション・ジャパン(株)が扱う。著書名は『さあ、才能に目覚めよう』)。

98頁、「コーチングの話をするときに、こんな話をよく出します。子どもに、「5円玉を机の上に立たせなさい」と言うと、なかなかうまく立たせることはできません。しかし、「5円玉に糸を通すといいよ」とアドバイスするだけで、5円玉は簡単に立つのです。コーチとはそういう存在なのです」。←これ、新任研修に使えそう。

130頁、「A 重要度が高く、緊急度も高いゾーン/B 重要度が高く、緊急度は低いゾーン/C 重要度が低く、緊急度は高いゾーン/D 重要度が低く、緊急度も低いゾーン(中略)特にできる人は、常にAゾーンをうまく空けています。組織の中では、一人で仕事をしているわけではありませんから、自分の意志とは関係なく外からどんどんAゾーンに仕事が飛び込んできてしまう。だから、ここを空けておく。では、どうすればAゾーンを空けておくことができるのか。Bゾーンについて日ごろから意識し、早め早めに手を打っているからです」。