ディスカバー社長室ブログ(http://d21blog.jp/discover/2009/08/21-6e5f.html)で面白そうだったので買った本。かなり面白かった。

人が輝くサービス スターバックスと僕の成長物語

人が輝くサービス スターバックスと僕の成長物語

40頁、「「スターバックスは美味しい」かもしれないけれど、まずいと思っている人がいるかもしれない。美味しいって言いきる前に、まずいと思っている人はいないだろうかって考えないと、絶対大きくならないよ」。

59頁、「「やりたいこと」と「やるべきこと」ははっきり区別して考えた方がいいと、僕は思っている」。

120−121頁、「また面白いところでは、レシートに印刷する内容を減らすことで、レシートの長さを半分にした。当時は1日10万人くらいのお客さんがいたから、その10万人のレシートが半分になるということは、かなりの紙代が削減できる」。

158頁、「また、ある店長の口癖で、「こうやりたい、ああやりたい」というのもあった。それを聞いたら、僕はこう返すようにしていた。「じゃあ、やっていいよ。やるから実るんだし。」でも、結局やれないことのほうが多かった。もちろん、できないことは仕方がないのだが、やろうともしないで、「やりたい」と言ってばかりになってしまうのは、その人のためにならない。それが目についた時は、僕は「やらない奴の話は一切聞かないからな」と言って、実際、その店長に対して冷たい素振りを見せるようにしたこともあった」。

164頁、「僕は、責任と権限と報酬は、つねに比例するものだと思っている(中略)そしていちばん許せないのが、責任は放棄して、権限と報酬だけもらう奴である」。