35/365 - どうでもいい感じ

３２頁、「本当の自分は、あなたが考えている自分ではなく、周りから見た自分、上司から見た自分ですよ。「自分は仕事ができるのに、なぜ評価が低いんだ！」と言うかもしれませんが、仕事ができるか、できないかを決めるのは、あなたではなく、周り、上司ですよ。人間関係がうまくいかない原因が、全面的に相手にあるというケースはまれです。原因は相手だけではなく、自分にもあります」。

６９頁、「このように、同じ上司なのに「いい人」「悪い人」両方の評価が出てくる。これはどういうことでしょうか。これはつまり、この上司の評価は部下の見方次第、上司の部下に対する評価で「いい人」と「悪い人」が決まっているということです」。

９７頁、「この話から同じことをしていても、充実感が大きく違うことが、わかると思います。目の前の「仕事」に目を向けるのではなく、「人」に目を向け、どうすれば人が喜んでくれるのかを考えれば、働く人のその後も大きく変わります。レンガ積みの１人目は、目の前の仕事だけを見て、お金のためだけに働いています。何も考えていません。２人目は、依頼者に目を向けています。いい壁を作れば依頼者が喜ぶ。依頼者を喜ばせたいという思いでレンガを積んでいます。３人目は、自分の作った教会を利用する大勢の人に目を向けています。もっと言えば自分の子供たちにも目を向けています。完成した教会をイメージして、自分の仕事に誇りと夢を持っているのです」。

１０２頁、「能力の差は、単純に練習時間の差でしかなかったのです。この調査で非常に興味深かったのは、１万時間以上練習してＡのグループに入れなかったのは、１人もいなかったことです。この実験から、次のような結論が出ました。「成功は、遺伝でも才能でもなく努力がもたらすもの」」。

１１４頁、「相手を変えることはできないと言いましたが、相手を変える方法が、たった１つあります。あなたが、相手に対する考え方を変えることです」。