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２４頁、「（岡崎勝「フェミニズムと子育て）」『父性原理＝男性らしさ』というわかりやすい図式は、間違いだと思いますよ。たぶん、いてもいなくてもどっちでもいいのが父親で、いないと困るのが母親ですよ」。
１４０頁、「（高野久美子／「問題が起きる」ということ）学級に寄って、子どもに対して暗黙のうちに求めるものがそれぞれ異なり、その求めるものにうまくマッチできないと、その学級やクラスメイトとその子どもとの間に、何かしらの「うまくいかなさ」や「ズレ」「誤解」が生じてトラブルになったり、逆にその求めるものに自分を無理やり合わせようとして子ども自身が疲れ切ってしまうこともある。それが、発達的な特徴をもっていれば、なおさらであろう」。
１４３頁、「学校との連携やコンサルテーションを行うときも「対象の子どもに対してどのように支援を行うか」ということに焦点を当ててきた。それは、たしかに必要なことではあり求められていることではあるのだが、最近のコンサルテーションでは、学級全体の動き、学級経営についての相談に話が広がることがある。そういうとき、カウンセリングや療育の知識だけでなく、学級集団へのアプローチについてもっと学ばなければ、と思うこの頃である。」
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