コーチャンフォーで買った本。

146−147頁、「新しい関係を「結婚」にたとえ、異文化マネジメントの観点で整理したフレームワークがあるので、紹介します。ポイントは「敵対段階」です。新婚家庭でもハネムーン段階を過ぎると、エアコンの設定温度だの、醤油の置き場所だの、ちょっとしたことで言い争いで絶えません。しかしこれは異なるバックグラウンドのメンバーが集まり新しくできたチームであれば、必ず経験するステージです。ここでは感情的にならず、4段階の1つにすぎないと考えると、ユーモアをもって笑いあえるようになり、最後には新しい文化が作られます。 第1段階(Honeymoon)何もやっても楽しい、”異なること”=発見の連続「この人は何てすばらしいんだ」/第2段階(Hostility)だんだんアラ(”異なること”の別の側面)が見えてくる「むかつく!」/第3段階(Humor)”異なること”をすべてひっくるめて笑いに変えられる「もう、しょうがないなあ」/第4段階(Home)お互い歩み寄り、それが普通になり、自分のものになる「あれをアレしといて」。

180−181頁、「一旦開始して習慣化すると、だんだん負担が少なくなります。そして続けられたものについては思ったよりも身についているものです。身についていれば次のステップに移り、負担を少し増やしても続けられるようになります。(中略)「継続は力」ですが、「力が必要な継続」は継続しないのです。」