たくさん泣いた。泣かされた。コンタクト着用で違和感だらけだった目も、おかげで潤った。泣きそうな日は眼鏡にしようと思った。

映画講座の2回目。『DISTANCE』の是枝裕和監督が講師。監督が製作したある官僚の死についてのドキュメンタリー「しかし・・・福祉切り捨ての時代に」を見る。何度も泣いた。泣かされた。

以下メモ。偏見や先入観を壊せるところがドキュメンタリーの面白いところ、残されたものや記憶といったものに関心がある、既に出来上がった枠にはめるだけの作業は面白くない、屈折した愛の形のようなもの、民放とNHKでは番組の作り易さが違う。

その後、質問時間。目が合ったような気がして、挙手、質問。まるで『TR』で見た観客との質疑応答のよう。こちらの質問する姿をずっと見ている。震える。質問が終わると、暫く咀嚼してから答えてくれる。凄い体験。濃密すぎる時間。

色々と整理がつかないまま自転車で帰宅。途中、ブックオフで少し買い物をし、セブンイレブンで夕ごはんを買う。冷やしタンタン麺の汁の色の凄さといったら。この世のものじゃないみたいだった。