ろくでなし、ろくでなし、なんてひどい、アーゥイ、言い方。と、バイト中に越路吹雪の『ろくでなし』を小さな声で歌ってたらバイトの仲良しにばれてた。「口がずっと動いてるし」と言われた。羞恥と困惑。口止めしなきゃ。じゃなきゃ沈めなきゃ。

映画講座が6時半からなので急いで帰ってきたら小包が届いてた。恵文社に頼んでたミニコミ、『サマスト』と『ハナ』の2冊。クラムボンのページだけ読んで急いでシャワー。眼鏡をかけて自転車で大通へ。

急ぎすぎて時間が少し出来たのでピヴォ。5階の無印で中国茶2パックとレジ前にあったカタログを買った。カタログが200円っていいの?と思ったけどけっこう楽しい。掃除用品のページにときめきかけた。危ない。

いつものエルフィンではなく今日は中央区民センターでの映画講座。講師は石井聰互監督。小柄で細身な黒い帽子を被ったこのヒトが、『ユメノ銀河』の監督なんだあと感慨に近い感情を抱く。声の低さも嬉しい裏切り。以下メモ。

裸一貫でヒトを楽しませることができるか、フランク・ピアソン、自分の考えたことがヒトに伝わるエクスタシー、知ったつもりなことを本当に知ってるのか、片桐はいり箱男、高度なバランス、小津安二郎

帰ってきてお茶を飲みながら梨を食べる。こんなに上手く皮が剥けるなら誰か入院しても大丈夫。いつでも見舞える。