ピヴォBCで財布の中身を半減させるような買い物をした後にタワーに行って、バナナマンのビデオを見つけて悩む。買ってしまったら映画に行けなくなるなと思いながらカードで買うあたりが大人の階段を上ってしまった証拠。安易な買い物。

地下街のカレー屋でいつも通りカレーを食べつつ、主婦店員が必死にバイトの男子学生に話し掛ける姿を見て、この主婦店員は客とバイトの立場を勘違いしてるのではとふと思った。男子学生が神様みたいな扱いになってる気がする。でも、水はちゃんとくれた。

自転車で蠍座に前乗り。偶然、田中さんが対応してくれて、やけに明るい対応で少し意外な感じがした。蠍座通信の感じとは明らかに違う感じ。映画までの時間を、さっき買った『アックス』、少し前の『ウェイストランド』などを読んだりして潰す。古泉智浩の『チェリーボーイズ』の最終回がどうなるのか、今から楽しみになった。

蠍座で『アンチェイン』を観る。負け続けたボクサーと友人達との時間を撮ったドキュメンタリー。予想以上にはまった。作りこまれてない、出演者にイメージを重ね合わせてしまうようなヒトが身近にいる、語りが千原浩史。エンドロールの趣味の悪さには呆れたけど、それ以外の部分では画面を観ていることに少しも苦痛は感じなかった。