集中力が備わらずに生まれてきたので、きのうのテニスでできた小さなマメを授業中、つぶれない程度に押して過ごす。針で刺したら血が出そうなかんじで、ノートに血が染み込んだらキレイそう。少しだけやりたいと思った。

教室にかかった鏡をなんとなく見たら、先生が左利きで板書する姿が写っていて、なんとなくそれは有り得ない感じ。今まで左利きの大学の先生に遇ったことない。偶然か必然。やっぱり集中力は欠けてる。

近くの蔦屋の副店長の声がラーメンズの片桐さんじゃないほう(小林賢太郎という名前がちゃんとあります)にそっくりで、目を瞑って聞いたら間違うかも。起きない間違い。

牛肉だけはやめて。と、繰り返す母親の希望に沿って夕ごはんの献立を立てる。知床の鶏モモが安かったので、鶏のテリ焼丼に大根おろしを添えたものにした。鶏モモ、大根、長ネギを買う。漬け物屋さんで胡瓜の漬け物を買おうとしてたらふすま漬けの試食を勧められた。茄子が美味しかった。おまけに人参もつけてくれて少し得した。漬け物に500円を費やすなんて。

夕ごはんの買い物の前に大学近くの喫茶店に入った。『西荻夫婦』を読みながらシナモンロール。指に付いた砂糖を舐めながら、自分の本だから別にいいんだって思った。もう指を舐めずにページめくる。