なんか返すの惜しい気がして、途中まで巻き戻して『四月物語』をまた観た。カレーライスをあんな淋しそうに食べられたら、観てるこっちが、何か悪いことをした気になる。ビデオのパッケージになったのはここだったんだ、とか再確認。

歩いて大学。倫理学の授業。先週までの愛の企てについては半分解かって半分解かんないって感じだったけど、きょうの性的欲望のとこは喰い付けた。愛撫は相互的な忘我とか。いちいちAVの次元まで落とさないと理解できない。これって問題あるんじゃない。と、自分のことながらに思った。

授業の後、生協の本屋でサルトルの『存在と無』を立ち読み。実物を見るまでは買うことも視野に入れていたけど、でかいし高いし。上巻だけで7600円。レポートのためだけにそんなには無理。でも、読みたい。でも、買えない。研究室の飲み会の幹事になったので、飲み屋情報の載ってる雑誌を買って帰る。

そごうのフレッシュネスでアイスレモネードとりんごケーキ食べながら、ノートに落書き。来週からの勉強の計画とか。すぐさま破棄されるような計画を立てたから、きっとすぐさま破棄する。帰り際、前にゼミで一緒だった男の子が彼女と歩いてきて、笑いながらあいさつした。

夕ごはんは各自で取ることになってたので、もやしあんかけ焼きそばを作る。安上がりもいいとこ。栄養なんて少しもなさそう。きくらげ、にんじん、豚バラ(2切れ)、さやえんどう、それともやし1袋。あんかけ焼きそばに酢をかける人がいるけど、あれはなんでかね。

洗い物を済ませて、近所のビデオ屋にビデオを返しに行って、また借りてくる。パトリス・ルコントの『タンデム』を借りた。7泊8日200円でずっといてほしい、ビデオ屋