東映パラスで『息子の部屋』を観る。たぶん初めて入る映画館で、意外と座席数も多くて、このガラガラ具合はもったいない。映画館に来ると、別に飲みたくもないのに飲み物を買ってしまうのはなんでだろ。150円も払っておいて、そう思う。

以下メモ。過不足ないストーリー密度。怠けるんだ、何もしないのとは違う。盗まれるのがわかってたら盗まれたりはしない。ママに訊くな、古典は専門外だ。ブライアン・イーノ『バイ・ディス・リバー』。

丸善でどこかの誰かがサイン会をやってるのを横目に見ながら、『東京おさぼり喫茶』が入ってたので買う。支払いしてるときも、そのサイン会のことが気になって、というより気の毒で居た堪れない気持ちになって、見なかった振りをして、どっかに座りたいと思って駅のほうへ歩く。

結局、思いついたラトゥールに入って、昼ごはん食べてなかったからクロックムッシュセットを頼む。さっそく『東京おさぼり喫茶』を読んで、ここも行きたかったなあとか振り返りながら読み進める。結局、食べ終わる頃には読み終わった。あっさりと。900円。

夕ごはんも食べ終わって、出しっぱなしのCDをケースに戻す作業。その時しとけばこんなこと今更しなくていいのに。