パンクラスのビデオを蔦屋に返しに行って、あとはずっと読書。映画のサントラだけ録ったMDがあったのでそれをリピートで聴き続ける。『ぼくのバラ色の人生』の主題歌がかかるのがあまりにも待ち遠しくて、結局サントラを出してきてそれだけかける。すぐに飽きて元に戻す。

四方田犬彦の『星とともに走る』を途中まで読んで暫く経ってたので、また最初から読み返す。87年のNY生活のあたりから、おもしろさが急に増す。4月18日の柄谷行人の話で声を出して笑った。「柄谷行人は、もう1週間も米のメシを食べていないといいながら・・・」

その少し前、4月14日に「ケント館で唐翼明と会い、ムーンパレスで昼食を食べる」という記述。オースターの小説と関係あるのかなあと思って探してみたけど、本をどこにしまったかわかんなくて諦める。ほんと必要な時に出てこない、この家は。

夕ごはんは切干大根、焼いたはたはた、それといわしのつみれ汁。骨まで入ったいわしは、お代わりしたかったのに少ししか作ってなくてありつけず。小学校の給食で揚げパンお替わりしたかったのに誰も休まなくてお替わりがなかったときの気分。