レポートに掛かりっ切りで外に出なかったので、あるもので夕ごはん。ズッキーニと茄子くらいしか出てこない野菜蔵に呆れながらパスタを茹でて、その合間に野菜を炒め、茹で上がりを待ち受ける。

茹で時間の5分がやけに長く思えて、待ちきれず。冷蔵庫にあったレタスを千切りにして、フルーツトマトとは名ばかりのやけに硬いトマトを小さく格切りにしてサラダを作る。ドレッシングを選んでたらちょうど茹で上がり。ゴマ醤油ガーリックの味付けで食べる。

食べ終わった食器を台所に持ってって、後で洗いやすいようにとつけておいたお湯の表面に、油がすごい浮いてる。こんなに油つかったっけと泣きそうになる。

レポートのための本を読みながら、恋愛ってそんなに「プレイ」めいてたっけと自分の経験を振り返る。近い過去ではない記憶を辿ってたら、枯れてるって案外楽なことなんだあと思った。そう言えば、みうらじゅん親孝行プレイの本が見つからない。誰にもあげてないはず。部屋にあるはず。