朝いちばんの回で『シャンプー台の向こうに』を観に行こうと思ったけれど、大通についた途端、なぜか冷めた。違う日にまた来よと思って、ナガサワで朝パフェして、10時になったので大学まで歩いた。大通から北18条。駅4つ分でもそんなに遠くない。

北分館で借りてた3冊の本(レイモン・クノーの『文体練習』は返したくなかったけど期限とかそういうのがあるから)を返して、階段を上って棚を見て歩いた。おとついナナナン特集の号の『鳩よ!』を読み直してたりした。そこに神谷先生の浪漫派関係の本。奇遇だなあと心底思った。帰り道、立原道造岩波文庫に入ってる詩集を買おうかなあと思った。

地下鉄で札幌に出て、アピアのカレー屋さんで昼ごはん。すっごい微妙な店。キッチンの中の若い男の子がすごいやる気をなくしてて、それをかなり頻繁に怒ってる威勢のいいおじさん。客引きをする老紳士(たぶん社長)がかなり強引に客引いてた。680円。

近所のミスドでウーロン茶読みながら、夕ごはんの献立づくり。朝、家を出る前に大根を煮ておいたのがあるのでまずそれ。あと、もやしと卵の炒めものが安上がりだからそれも。豚汁をしたときの白菜がまだ残ってて、それで白菜ロール作って、図書館で『きょうの料理』からメモってきたインゲンの納豆和え。フードセンターで買い物したけど328円だって。

夕ごはんの後、ビデオで『ワンダーランド駅で』。片岡麻由美の「前もってあまり期待を高めていると肩透かしを食らうかもしれない、ふらりと見たらなかなか良かったという小品だから」という評がまさに、という感じの映画。早送りなんて少しも考えない。あたり。「この男、誰だっけ」と思ってた人は、髪を切った顔を見てやっと『ハピネス』の人だとわかった。フィリップ・シーモア・ホフマン