きょうのこと。「きょうも遅れたらしらないからね」とうちに釘打ってた友達が5分くらい遅れて待ち合わせの本屋に。気まずそうな顔して。勝った。ふたりでポールタウン歩いて狸小路に出てキノ。『殺し屋1』を一緒に観た。

最初の安生が少女と殺されるシーンからして「誘うべきじゃなかったかも」と思って、垣原のあのシーンでそれが確信に変わって、隣の席の友達に小声で「だいじょぶ?」と訊く。けど、画面から目を離したりはできない。観終わって、この映画の評を書く人は大変そうだなあと思った。なにを書くんだろ。すべてを寄せ付けない感じがした。

いつもは大通の南側でお茶するけど「北のほうにも行ってみる?」ってことになって、時計台の近くでお茶。SABUが意外と役者役者してたねとか、松尾さんの双子っぷりとか。話すことなくなって「ふだん何してるの?」って質問は辛い。演劇行って、競馬行ってとか。そんな生活ってどうかと思う。

きのうのこと。2時にウィンズ近くのモスで待ち合わせ。先に来てた友達を見つけて、フェブステの予想しながらおしゃべり。サウスヴィグラスなんて来ないから、ゴールデンティアラにしなよって。オッズしか見えなくなってるなあと思いながら、ウィンズ6階でレース観戦。

「ふつうだね、ふつう」と言いながら、最終レースの予想して、友達が4000円台のを当てたので、ドトールで奢ってもらう。カフェミルクレープの表面にかかったココアパウダーをフォークで落としたりした。

なんとなく鳥肌実の話になって、金曜日のライブに行くことにした。2人でパルコのチケットぴあでチケットを買う。3500円。鳥肌ひとりの時が2500円だったから、鉄拳は1000円くらいなのかな。

おとついのこと。大通でなにもすることがなくて、歩いてザリガニヤまで行った。市電乗ってもよかったかもと思いつつ、ひまだし。12時少し過ぎに着いたけど鍵が閉まってて「きょうはお休み?」と思ってたら、男のほうの店の人が来た。入れてもらって、少しずつ温まる店内で棚を見る。

結局、富岡多恵子のエッセー『兎のさかだち』、「筒井康隆とテレビという装置」が立ち読みして面白そうだった三浦雅士の『幻のもうひとり』を買って帰る。帰り際、後で入ってきた女の子が「エロイーズがある」と大きな声で叫んでて、それが面白かった。