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【送料無料】逮捕されるまで |
219頁、「部屋に入り、風呂に入った。お湯の出が悪かった。風呂から出ると、「もういいよ」と直感が言った。もう捕まるのかなと思った」。
236頁、「逃げている間、感謝ってどういうことなんだろうってずっと考えていた。事件を起こすまで、僕は親や周りの人たちからたくさんのチャンスをもらってきた。でもそのことに気づかなかった。それが恵まれた状況だということを、僕は全然考えようともしなかった」。
関連記事、「千葉県市川市で英国人女性、リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)の遺体が見つかった事件で、殺人罪などで起訴された市橋達也被告(32)の千葉地裁(堀田真哉裁判長)での裁判員裁判に、リンゼイさんの両親が被害者参加制度で出廷する見通しとなった。被告の弁護団が31日の公判前整理手続きで、地検側の遺族参加申請に反対しない方針を示した。弁護団によると、初公判は両親の来日日程も考慮し7月初旬となる見通し。初公判から判決まで約3週間を要するという。一方、市橋被告が手記を出版したことについて、弁護団は「(印税を渡せる)めどがついた段階で遺族に申し出たい」と述べた」。