息子の7歳の誕生日。

誕生日ケーキを受け取りに三越に行こうとしたら、息子が荒れに荒れる。玄関、エレベーターホールと大声で叫ぶ。「妹は靴下を履かずに靴を履いているのに、なぜ自分だけ靴下を履かなければいけないのか」と必死になって怒っていたので、「もういいよ、出かけなくていい」と家で息子と2人で過ごす。最初は「なんで妹だけ、なんで」とお題目のように繰り返していたけど、「妹は妹」と知らない振りして部屋から出て、有吉AKB共和国のラジオの会(指原、大家、横山がゲスト)を観る。小嶋陽菜のキャッチフレーズを考えるコーナー、「事務所の先輩は仲間由紀恵だよ。小嶋陽菜です。」とか。

静かにしてるなあと思って部屋を見に行ったら、息子は部屋にかぎをかけて、布団で寝てた。部屋のかぎを1円玉でこっそり開けてそばに近づき、いつもの息子の顔で寝てたのを見て、少し安心した。

息子の妊娠がわかり、妻の実家へ電話した日のことや、広島の病院で生まれてきた息子がくしゃくしゃの顔だったことなどを思い出すと、なんだか泣ける。心配性で臆病で周囲の目を気にしすぎるところは自分に似たけど、優しくて安心できる環境だと悪ふざけもできて真面目なところは妻によく似てる。このまま強みを大事にして、大きくなっていってもらいたい。